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「リボといい人はやめろ」借金地獄!に苦しむオケなしからみんなへ (後編)

どうもこんちゃーす。しくじり界の帝王ことオケなしです。

 

あなたは目も覆いたくなるようなしくじりがありますか?ぼくは、数えきれないほどあります。美人局にもあったし、出会い系にもいっときハマったし、そして絶賛借金中です。

借金しとる場合ちゃう。シャキーン!としないと。

 

okenashi1993.hatenablog.com

 

 

こんなジョークがいえるのも、借金に慣れてしまっているからだ。「借金があっても生きているから大丈夫」だと今なら笑っていえる。少し引きずっているのが愛嬌だ。

そして生きていけるのは、奇跡的に両親に恵まれているからである。もし両親がおにのように厳しかったり、ある程度の経済力がなかったら、ぼくは破綻するか自殺をしていただろう。

ぼくはホントに恵まれている。借金にもな。

 

なぜ、ぼくがこんなことになったのか。

 

興味がない方のほうが多いだろうが、ぼくみたいなぼんしょうなちんけな人間でもあなたの人生のこやしぐらいにはなれるはずだ。そんな思いもあって、前回に引き続き、自分の借金ライフについて記事にしてみた。

 

前回、携帯の名義を他人に貸してしまうという大失敗の経緯について語ったが、それは絶対やめるべきだ。「それができないと私死ぬわ」と愛しき人に言われたとしてもだ。

名義を貸すこと自体が違法なので、警察も法律も弁護士も味方にはなってくれない。騙された時点で損益は避けられない。法律に対して文句を言いたい気持ちも多少あるがいたしかたない部分もある。名義の流用を簡単に許してしまえば、それを悪用するヤツが必ず出るわけだ。それぐらいはバカなぼくでも理解はできる。そして批判の出所を自分以外に設定すれば、自分はまた騙される側の人間になってしまう。

 

それからすぐに引き返すことはできた

 

前回もいったが、そこから引き返すことがいちばんの解決策だった。すぐにでも解約するべきだった。損益は解約金だけで済んだし、リボ払いに苦しめられることはなかった。

 

では、なぜそれを選ばなかったのか?

 

相手はその心理を見透かして、ぼくをターゲットに選んだのだろうが、人間というのは、だれだって損益を出したくない生き物だ。とくにぼくみたいなちょっと慎重なタイプはそうだと思う。

ぼくは、お金を得なのかそうじゃないかで判断するところがある。損する確率が高いギャンブルに魅力をあまり感じないのは、そういうところにあると思う。負けると分かってする理由が理解できない。それは、慎重だといえるだろう。

しかしぼくは、理想家というか、チャレンジャーというか、なにか壮大なものを夢見る傾向にある。ときにそれはぼくを盲目にする傾向がある。「お金持ちになりたい」や「人気アーティスト」だとか名声を必要以上に欲しがる。

 

そしてぼくは、臆病である。

 

臆病で平和主義な優しい人間だ。戦いを好まず、人との和を重んじる。それに加えてめんどくさがり屋だ。だれかと争うのが面倒なのだ。

 

「世界を救いたい」という偽善的野望と「人を救いたい」という菩薩心のおごり

 

「いい人」だからたぶん「いい人」として生きていたかったんだろうな、ぼくは。まるで「いい人」でいることが、ぼくという人間の個性であるかのようにぼくはぼくの知らないうちにステッカーとして背中にはっつけていた。それをはがしたのも菩薩心というのもぼくらしいな。

 

さらにぼくは、考えることを習慣としている。論理的に。そしてたいがい決めつけてしまう。

物事はこうあるべきだという正義感と共に。

 

ぼくという人間は騙されやすさ100%だな

 

ぼくという人間は、慎重なところがある。

ぼくという人間は、損益を嫌う。

ぼくという人間は、必要以上に名声を欲しがる。

ぼくという人間は、臆病である。

ぼくという人間は、平和主義な優しいやつだ。

ぼくという人間は、めんどくさがり屋だ。

ぼくという人間は、物事はこうあるべきだと決めつける。

全てをミックスすると、「騙してください」と言わんばかりの内容だな。

 

一方、他人を騙すヤツとはどんなヤツなのか?

 

あくまでこれは、騙された経験のあるぼくの偏見であることを前置きしたうえで語りたい。

 

・騙すヤツは"仲間"だとか"友達のため"だとか生温いことを口にしたがる。そんなことを口にするのは、ジャンプの主人公くらいで充分なのである。

 

・「絶対」を多用するヤツは注意。「絶対返すから待って」、「絶対、損しないから」等。物事に絶対などは存在しないし、「絶対」という言葉は「本気」というニュアンスがあるもので、「本気」という言葉は多用するものではないのである。「本気」が多用されるということは、「本気」ではなく、むしろ「バカにしている」のだ。「絶対返す」=「返すわけあるか、バーカ」なのである。そんな奴に騙された私はたしかにバカであるのだから、本当に私はバカでした。

 

それでもなぜ騙され続けたのか?

 

ぼくにだって、どういった人が危険なのかは分かっている。先ほどの見識だって、騙されている最中に相手に対して何度も思った。ああ、きっと騙されていると。

 

だが、それを認めるのが怖かった。怖くて怖くて仕方なかった。

 

理由は分からないが、たぶん自分のプライドを保ちたかったのだろう。ぼくは知らず知らずのうちに自分のプライドに執着していた。執着していたから、なかなか手放せなかった。

 

気がついたときには、2年もの月日が流れ、ぼくの損失は単純計算しても100万以上持ってかれていた。まるで他人の人生を生きているみたいだった。実際に、ぼくは他人が生きる人生の支払いを行っていたのだ。

 

他人の携帯の支払い、自分の携帯の支払い、そして他人が使ったクレジットの代金、毎月10万以上が飛んでいく。そして、クレジットの代金がリボ払い。リボがなくならないのだ、なかなか。

 

毎月1万8000円の支払いがくる。

そのうち8000円が利子なのだ。なくならないのだ。

これが、50万以上ある。

一体、いくらで返せるのだ?

 

 

実質、200万以上ぐらいの損失になるかもしれない。

そして、その損失を返すために、

ぜいたくができない。それはあきらめよう。家族がいるだけで幸せだ。

だが、恋愛に挑めるだけの時間と気持ちと資金を奪われた。

夢に挑めるだけの資金を奪われた。

夢や希望は打ち砕かれた。

 

それでも、それでも、

ぼくはやはりこの出来事を笑えるように

必死で生きている。

夢や理想は捨てない。

恋愛はもうちょっと待つけど、

こんな不器用でわがままで俺様で

理想家で騙されやすい自分を

好きになってくれるヤツを待つとするわ。

ブログでも書きながら。

 

 

 

 

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