【コノユビトマレ】スガ好きのためのスガ好きによるスガ好きのブログ
どうもこんちゃーす。オケなしです。
あなたはスガシカオをご存じですか？
そして、どう思いますか？
ぼくは大好きです。ぼくがいちばん最初に好きになったアーティストがスガシカオです。そして今もそれは変わりません。むしろその気持ちはどんどん強くなっています。
他の音楽に触れれば触れるほど、彼の音楽の独自性・そして特異の才能に嫉妬してしまいます。一生かなわないなと思ってしまいます。音楽に勝ち負けはないと分かっていますが、ついつい比べてしまいます。
日本のキングオブファンク・スガシカオの
軌跡
・１９９７年２月２６日、シングル「ヒットチャートをかけぬけろ」でデビュー。ラジオ局のヘビーローテーション、音楽専門誌を中心に、業界の注目を集める。
・１９９８年、SMAPに「夜空ノムコウ」で作詞提供。SMAP初のミリオンセラーとなり、スガシカオの名も全国区に知れ渡る。同曲は２００２年に音楽の教科書に掲載された。
・１９９９年、杏子、山崎まさよしとのスペシャルユニット「福耳」名義でのシングル「星のかけらを探しに行こうAgain」が発売
・２００１年、ベストアルバム『Sugarless』発売。オリコンアルバムチャート初登場１位を獲得。
・２００６年、KAT-TUNのデビュー曲「Real Face」の作詞を担当。ミリオンヒットを記録する。作曲はB’Zの松本孝弘。
・２００６年、NHK制作番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』のためのスペシャルユニット「kokua」にボーカル・作詞・作曲として参加し、「progress」を発表。第５７回NHK紅白歌合戦に初出場し、ソロ名義で同曲を演奏。同曲は２０１２年に国語の教科書に掲載された。
・２００９年、ロンドンICAで初の海外公演を行った。翌年、０２Academy Islingtonにて再びイギリスでライブを行った。
・２０１０年５月１２日発売の「FUNKASTiC」がオリコン初登場２位を記録し、スガシカオが『デビューアルバムから１３作連続TOP10入り』という、日本新記録を打ち立てる。男性ソロアーティストでは最多の記録である。
・２０１１年１０月、オフィスオーガスタからの独立を発表。後のインタビューで、メジャーでは曲が生々しく伝わらないためと語っている。
２０１４年、SPEEDSTAR RECORDSと契約。約２年ぶりにメジャーレーベルでの音楽活動を再開。
２０１７年、５月６日にさいたまスーパーアリーナで開催されたスガフェスでは、約２万人を集客し、大成功を収める。
参考：Wikipedなどを参考
スガシカオの魅力を語る
いかがですか。スガシカオの軌跡を見ていきましたが、彼は間違いなく日本を代表するシンガーソングライターのひとりです。アーティスト人生で2回教科書に自身の歌詞が掲載されるなど、歌詞が高く評価されています。また歌詞の提供をなん曲かしていますが、その中から２曲のミリオンセラー曲を出しています。
そんな日本を代表するシンガーソングライターのスガシカオ。
その最大の魅力はやはり、独自性だと思います。
あの独特な声。どう形容すればいいか悩みますが、「あの犯罪チックな声」は最高だ。
かんだかくて、ちょっとしゃがれていて、なんか色気があって、ぼくは彼の声に完全に中毒。そして、「犯罪」を感じさせる。
事実、彼の歌詞の魅力は、人間のリアルな汚い部分をさらけ出すところにある。
「Thank You」では、自殺願望をにおわせ、「はじめての気持ち」では、同性愛を匂わせるなど、ふつうの人が避けそうなものを彼は表現する。
そのリアルの追求こそが、スガシカオのルーツであり、ポリシーだと思います。
スガシカオの隠れた名曲：「Thank You」と問題作「はじめての気持ち」について語る
この２曲は、ぼくがいちばん好きなスガシカオのオリジナルアルバム・「SMILE」に収録されている。「SMILE」なのにぜんぜん笑えないというのが、最大の笑うポイントである。そういうひねくれた部分がスガシカオらしい。ラブソングベスト・『Sugarless』
も好きだが、一見するとラブソングとは思えない。そこがいいのだが。
この「SMILE」がなぜ一番なのか。数あるスガの名アルバムの中でいちばんを選ぶのは、なかなか至難の業だが、このアルバムしかないだろう。
このアルバムの一番最初の曲が、「Thank You」だった。
小学５年生の本多氏（オケなし）の心を一瞬でわしづかみにした。
なんだろうと歌詞も見ず、楽しみにしていたら、
「ねえ、明日死んでしまおうかしら」というすごくショッキングなワードが聞こえてくるではないか。しかも、あのスガシカオの独特の声がアクセントになって、ぼくの心はスガシカオでいっぱいになった。あのわくわくは今でも忘れない。この「Thank You」との出会いが、ぼくを音楽好きへと変えたのだ。
反対に受けつけない唯一の曲があった。
「SMILE」の収録曲はぜんぶ好きというくらい聞きこんだ。
「Go Go」や「桜並木」、「優等生」などがとくにおすすめだ。
その中で、唯一苦手な曲があった。
「はじめての気持ち」だった。
最初は何の気なしに聴いていた。好きでも嫌いでもなかった。だが、ある日、姉から「これ、ホモの曲だよ」と教えられた。実際に、歌詞を見たが、そういう歌詞にしか思えなかった。それからというもの長い間、この曲だけはぼくの体には受け付けなかった。小学生に同性愛を理解できるわけないのだから、当然だとは思う。
最近はふつうに聴けるが、聴く度にこのなんとなく嫌な思い出が思い起こされて、ちょっと笑ってしまう。
リアルな歌詞が感動を生む
リアルな歌詞世界がスガシカオの魅力だといったが、
彼はよくインタビューなどで、
「理屈っぽくなるのが嫌だから、たとえ恥ずかしくても言葉にする。
恥ずかしいぐらいの歌詞じゃないと、伝わらない」と言っていた。
ぼくはすごくその言葉が印象に残っている。
その言葉がスガシカオを形容できる最大の言葉ではないか。
スガシカオがもっと好きになるエピソード
このエピソードを語る前にこの曲を聴いてほしい。
Suga Shikao / Beyond The Night Sky(with English subtitle)
スガシカオ版「夜空ノムコウ」収録アルバム・『Sugarless』
![夜空ノムコウ (Real ver.) [『SMAP×SMAP』より]](https://m.media-amazon.com/images/I/51ASMzenb5L._SL160_.jpg "夜空ノムコウ (Real ver.) [『SMAP×SMAP』より]")
「夜空ノムコウ」名曲ですね。
曲もいいですが、スガシカオの歌詞がかなりいいです。ぼくは、曲を生かすも殺すも作詞にかかっていると思うのですが、スガはこれ以上はないくらいに曲を生かしていますね。
実はこの名曲が生まれた背景がおもしろい
「夜空ノムコウ」の作詞を依頼されていたスガシカオは、締切当日までその依頼をすっかり忘れており、札幌でのライブに向かう途中の羽田空港のロビーにてマネージャーに指摘されて思い出したという。そのためスガは、札幌に向かう飛行機の機内とライブ会場の控室で慌てて作詞を行い、そこからFAXで歌詞を送ることになった。この時点では、タイトルは「夜空のむこう」と平仮名表記だった。その後、メロディーへの乗せ方が分からないと連絡がきたため、札幌から東京へと帰ってその足で、スタジオで仮歌を録音した。その時の制作スタッフに「『夜空ノムコウ』にしないか」と言われたため、現在のカタカナ表記になった。
ちなみに歌詞は、スガが浪人時代に付き合っていた女性と、御茶ノ水の公園で過去や未来など様々な話をしていたことがモデルとなっている。
スガがSMAPのリリースから3年もセルフカバーを拒んだのには、SMAPに義理立てがあり、頼まれたから作っただけということで、スガは公の場で、「夜空ノムコウ」の歌唱を行わず、ライブでも一切歌うことはなかった。しかし、教科書掲載や卒業式での楽曲使用、さまざまなカバーバージョンが出てきたことで「スタンダード」となった事を受けて自ら歌うことを決意。スガ自身はもはや「自分の曲」という印象はさらさらなく、他人の曲をアレンジするスタンスで挑んだという。また、現在においても、SMAPのこの曲を愛して誰かに伝えようとする心意気には敵わないと認めている。
SMAPが解散を発表した直後、スガは本曲の歌唱を封印すると宣言し、２０１６年に行われたライブツアー『SUGA SHIKAO LIVE TOUR 2016「THE LAST」～ENCORE』を最後に、コラボを除いた個人での歌唱を封印していた。その後、２０１９年にアルバムのプロモーションに伴い、自身のライブや音楽番組などで再び歌唱するようになった。
いかがですか。ぼくのこのブログで、尊敬するスガシカオの魅力を伝えれたのなら本望です。そして、またスガシカオのことをブログにしたいと思います。スガシカオの曲を聴きながら。
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