オケなしのOKナッシー

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2021-01-01から1年間の記事一覧

ZeTMAN-ゼブンジャー1章-5 「いのちの代償」

振り上げた大剣に向かって、ぼくは飛びついた。その大剣がぼくを切り裂くと同時に身体からすり抜けていく。 ぼくはどうなってもいい。こいつだけは。こいつだけはぼくが助ける! ぼくの願いは虚しく、その大剣はぼくから離れ、ふわりに向かっていく。スロー…

ZeTMAN-ゼブンジャー1章-4 「わたしをころして」

「キサマ、なんや!どけや!」 大漢がドスの効いた声でイケメンくそやろうに詰め寄る。 「キサマ、誰に口きいてんだ、ああん!?」 大漢の気迫に押されるどころか自らつめよるイケメンクソやろう。 「俺はテメェに用はねぇ。さっさと消えろや。粉々にぶっつ…

ZeTMAN-ゼブンジャー1章-3 「拓ちゃん?」

倒れているぼく。泣き叫ぶふわり。立ち去ろうとする大漢。きょとんとそれを見つめるぼく。 ここは、あの瞬間のバスだ。 ぼくはあの瞬間、大漢と戦闘をしていた。その大漢はかなりやばい人物で、ふわりを守るために戦闘した。結果、ぼくはやられた。死んでい…

ZeTOMAN-ゼブンジャー1章-2 「おでこに触れる柔らかいものの正体は?」

目を覚ますとレイカさんが添い寝してくれていた。どうやら、彼女とはソフレになっていたらしい。という軽い冗談を本気で望んでしまうのは、ぼくだけではないだろう。レイカさんは、看病するのに疲れて寝てしまっただけだというのは言われなくても分かるが、…

ZeTMAN-ゼブンジャー1章-1 「そのおっぱい、揉ませてくれませんか?」

ぼくが目を覚ますと、知らない女性がぼくの目の前で心配そうな表情を向けていた。その女性は美人でスタイルがよくおっぱいが最高だった。「できたら、揉ませてもらえませんか?」 「絶斗くんがそれで元気が出るなら、、、」 「ま、ま、ま、マジですか?」 「…