「魂(きんにく)だ夢(きんにく)だ愛(きんにく)だ」
どうもこんちゃーす、本多きんにくんです。
「.タイトルどおしたん?」と思ったよな?
え?中山きんにくんに憧れてるん?
って思われても仕方ないが、ああいうのは嫌いです^_^
みなさんは、「ドラクエビルダーズ2」をご存知だろうか?ドラクエの世界でものづくりをして遊ぶという画期的なゲームである。そのゲーム実況を最近観ているのだが、(プレイしたいがSwitchを持っていないのでできてないし、Switchを買う余裕がない)ゲームの中にあらくれ達がたくさんいる鉱山街が出てくる。その鉱山街のあらくれのひとりがやたらと「きんにく、きんにく」うるさい。しかも、あきらかにおかしな当て字を使う。例えば、、、
「おー、オケなしぃ!おまえのおかげでいいものができたぜ!おー!叫びてぇ気分だぜぇ!
震える(きんにく)だ!感動(きんにく)だ!
絆(きんにく)だぁ」
面白くない?
そうでもないかい?
ま、いいや。
ちなみに、タイトルの『きんにく三段活用』は、オケなしのイメージを形にした。
どうでもいいな。
それより、本題に入ろう。
みなさんは好きな歌詞がありますか?
例えば、その歌詞から勇気をもらったり元気をもらったり。ぼくにもあります。
とくにミスチルの『終わりなき旅』の「高ければ高い壁のほうが登ったとき気持ちいいもんな」には、何度となく元気をもらいました。夢に敗れたり、挫折を経験する度にその歌詞から元気をもらいました。この曲はぼくと寄り添ってくれるという感覚がありました。
だが、"自分から見た歌詞世界"は分かっていても、"歌詞を書いている本人の歌詞世界"までは見えない。その世界の深淵を何度覗こうとしても、必ず隔たりがあり見ることはできない。自分と他人は違うのだ。それと同じである。
では、一見すると意味のない歌詞には、
どんな意味が込められていたのだろう?
一見すると意味のない歌詞というのは、なんというかお気楽な歌詞である。陽気な曲に多いと思う。
スガシカオの「午後のパレード」なんかがそうだろう。
「世界中のクエスチョンマーク 賑やかな夏の午後のパレード そこら中 危険ノーマーク ごめんなさい 生まれつき ノーテンキで」
こちらは「午後のパレード」のサビの部分だが、何度見ても歌詞の意味が分からない。だがしかし、インパクトのある歌詞だ。随所にスガシカオの歌詞のセンスが光る作品である。
きっとスガ本人が自覚しているしていない関係なく"
こだわり"というのは、あるのだろう。アーティストというのは、"目に見えない部分"にも気をつかうものだと思う。
有名でもなく才能もたいしてあるわけではないぼくですら"こだわり"というのはある。"信念"ともいえるかもしれない。
ぼくのいちばんの"信念"は"その曲にできる限界まで挑戦する"ということだ。
その曲にできる限界のメロディなのか?
アレンジする部分はあるか?
歌詞はこれでいいか?削る部分はあるか?
構成はこれでいいか?いや、完璧か?
感情をどう表現するか?
ささやくように?悲しそうに?怒り?
まっすぐ?優しく?笑いかけるように?
明るくたのしく? 感情の歌いわけはできてるか?
発音はクリアに?それとも粗くする?
どこにイントネーションを置くか?
クセは出すか?それとも消すか?
チェストか?おなかか?マウスか?ヘッドか?喉か?どこから声を出すか?
こんなことは自然に考えながらやっていると思う。
けっこう考えながらやってるんだね?
という声が聞こえてきそうだが、
いちいち考えているわけではない。
いちいち考えていたら疲れるし、自然に考えてしまうものだ。習慣ともいえるかもしれない。
好きなものには、苦痛は感じづらくなっているようだ。むしろ、やりがいを感じるものだ。
音楽理論や楽器演奏、コード進行などにもそれぐらい興味やヤル気があればいいのだが、それがなかなかできないのがネックではある。
もし、ぼくにコード進行が分かれば、鬼に金棒なんだがな。人に曲と歌詞を提供し、成功する確率をかなりあげてくれるのにな、と。
しかし、だからこそ"強み"を活かす方法を探そうと思う。
ぼくの独自性とセンスをどう世の中に伝えようか?
マーケティング的には存在しない空間である。「オケなし」というのは。しかし、ぼくの唯一の装備が「オケなし」であり、ぼくだけが装備できる「特別なもの」である。だからといって価値があるわけではない。いまのところ。そこに価値が生まれるかはだれも知らない。希少性はあるが、マーケティングが存在しないからだ。ダイヤモンドだって、それを求める層がいるから価値があるのだ。ピカソやゴッホだって、その魅力を知り求める層があるから価値がある。今のオケなしにそこまでの魅力があるわけではないだろうから、磨き売り物にする必要がある。
スキルアップをする。それが今いちばんやらないといけないことだと感じている。というか、永遠にスキルアップをやらないといけないだろう。
そして、マーケティングとしてオケなしをどう売り出すか?
強みを伸ばしつつ、弱点をフォローする。言葉でいうのは簡単だが、実行するのは難しい。
強みはなにか?
ソウルフルな歌い方。くせのある声。勢いのあるサウンドが武器である。ロックがよく合う。
ポップなメロディラインに定評がある。キャッチーな曲が多い。そしてオケなしという独自性。
反対に弱点は?
音感が弱く音程を取るのが苦手。かなりのむらっき。声やリズムが調子に左右される。音楽理論、コード進行などの理解度がゼロ。楽器が弾けないばかりか打ち込みもできない。
弱点をなおすよりも強みを伸ばすほうがいいのか?
よく強みを活かせという言葉を様々な書籍で耳にする。ノムさんこと野村克也さんもいっていた。
それは、そうだと思う。弱さを補ったところで3流にしかならないからだ。
だから、音楽理論やコード進行などは捨てようと思う。そういうのが必要になったら、別のだれかにやってもらえばいい。
だが、ボーカリストとしてのプライドに関わる音感やリズム、ムラッキとは不器用でセンスがなかったとしてもやっていかなければならないと思う。少なくとも1流と呼ばれるまでにはなりたい。
うまさはオケなしに必要となるか?それともうまさを捨てるか?
うまさがオケなしに必要なのかは分からないが、おそらくマーケティング的には必要とはされてないのだろう。ソウルフルやロックとは対極にあると思うのだ、うまさとは。
だが、うまくも歌えるというのが、先では必要になってくるだろう。シンガーとしてのプライドとマーケティングにも。先のない一過性だけのパフォーマンスはボロが出る。パフォーマンスがなくても魅了するだけの声と表現力があれば無敵だ。
うまさは感じさせないが、うまくも歌えるという底力がほしい。そのためには、今やれることを毎日継続しなければならないだろう。
ブログと小説と音楽と。
継続が難しく、そしていちばん大事なのである。